2006年04月04日
びんがた衣装

沖縄独自の色挿し(いろざし)の型染めをいい、紅ばかりでなく藍を主にした藍型をもびんがたと呼んでいるのです。
型紙を置いて色付けし、隈取りした色をぼかしていく技法に特色があり、これは加賀友禅の技法にまなんだものといわれています。
色調は原色を基調とし、それが南国の明るい太陽の下では美しく映え、染めの技法には中国の印花布(いんかふ)などの影響も考えられ、文様は日本の花鳥や御所解き(ごしょどき)・小紋、あるいは中国の蓬莱山などが用いられて、図柄の上でも日本と中国文化の影響下にあったことをうかがわせるのが興味深い(ぶかい)。染め物としては沖縄独自の優雅で華麗な世界を作り上げています。
紅型(びんがた)衣装は十八世紀の冠船(かんせん)踊りには既に用いられていたと見られ、首里(しゅり)には沢岻(たくし)・城間・知念の三つの家が王府の御用をつとめてきたのです。
紅型(びんがた)と呼ばれる染めには、もう一つ型を使わない筒引きの技法があり、そのおおらかな技法は力強いものを見せてくれ、もっぱら舞台幕や風呂敷などに用いられます。
紅型(びんがた)については伊波普猷(いはふゆう)や東恩納寛惇らが早くから研究に手を染め、昭和に入ると柳宗悦(やなぎむねよし)や芹沢銈介(けいすけ)らの民芸運動にも大きな影響を与え、また、一九二二年沖縄に教師として赴任した鎌倉芳太郎は、廃棄されようとした型紙などを収集し、それは戦後の紅型(びんがた)復興に大きく寄与したのです。
「SOU沖縄自典・・・なんじゃそりゃ?!(笑)」より
Posted by うりずん狛江 at 02:12│Comments(0)
│今日の○○○○!